いつでも見学できます!naoto@maxcube.net までご連絡お願いします


by smile-sapporo
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

榊原 陽 インタビュー

f0200190_8153293.jpg


1995年7月18日から4日間に渡り
毎日新聞に掲載された
ヒッポファミリークラブ 代表理事
榊原 陽(さかきばら よう)のインタビューです




★数カ国語を同時に学ぶというユニークな語学教育をしている
 言語交流研究所(ヒッポファミリークラブ)が発足から
 今年で15年になるそうですが、設立のきっかけは何だったのでしょうか。

これからの地球は交通機関の発達などでどんどん狭くなってくる。
そうなった時、世界の人々と付き合っていくには、何よりことばが
大切だろうと考えました。そこで、まずは国際語とされる英語の
学校を始めました。30年ほど前のことです。
当時、アメリカが言語学や言語教育の分野で進んでいるといわれて
いましたので、その最新の成果を取り入れた教科でスタートしました。
しかし、際立った効果は出ませんでした。
そんな時、たまたまルクセンブルクを訪れる機会があり、こどもたちも
ルクセンブルク語だけでなく、独、仏、英語も話せることを知りました。
それも日常的に4つの多言語が飛び交う環境があるという、それだけの
理由です。私が多言語人間像を意識した初めてのことでした。
そこで話されていることばがいくつあっても、だれでも3、4歳ごろまでには
話せるようになる。この当たり前と思われている不思議な現象を
人間の自然としてとらえ、探究する研究所を作ったのです。


★具体的にはどんな活動を?

ルクセンブルクのようにいろんなことばが聞こえてくる環境を作り、
そこで親もこどもも一緒に生きる、そんな場を作りました。
それがヒッポファミリークラブです。そしてまず英語に加えて、
スペイン語、韓国語を導入しました。韓国語は隣の国のことばで、
古くから日本語に大きな影響を与えたことばですから、似たような
表現やことばがあり、私たちが言語を考えるうえでとてもプラスに
なりました。


★現在どのくらいの人が参加していますか。

全国約600ヵ所で約8000世帯、計2万5000人です。
4年前までは日本語も含め、英、仏、独、西、韓、中の
7ヵ国語でしたが、その後、ことばの数も増え、今では露、伊
タイ、マレーシアも加わり、11ヵ国語を同時に習得する活動に
なっています。
(つづく)

さかきばら よう
1930年福島県生まれ。福島校卒。63年、
東京言語研究所を設立。以来言語と
人間教育活動に取り組む。
81年に言語交流研究所を設立、多言語の
習得教育に尽力。93年から現職。
著書に「ことばを歌え!こどもたち」
(筑摩書房)などがある。
[PR]
by smile-sapporo | 2009-06-15 08:42 | ことば